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3日の全日本選手権は高鍋選手の連覇で幕を閉じましたね。
まことにおめでとうございます。 高鍋選手は私の二つ上で、高校時代にはインターハイ優勝されました。 このインターハイの決勝は高千穂高校との激戦であったと記憶しています。 確か・・・・そう・・・だったような。 宮崎先生に続く大記録、来年ももちろん狙って頂き三連覇に塗り替えて欲しいもんです。 京都の中野選手、ベスト8入賞おめでとうございます。 本人はこの結果には間違いなく納得していないでしょうが、一ファンとしては喜ばしい事です。 気迫のこもった試合を展開、地元の人間は感動を頂きました。 若手がどんどん出てくる大会となり、躍動感の溢れる試合で面白いですが、 個人的にはもっと相打ちの勝負が見たいという気持ちになりましたね。 最高峰の試合であり、日本一という結果が一生残る試合です。 勝ちと負けに拘る事は充分に理解できますが・・・。 攻撃的剣道対攻撃的剣道が見たい僕は、技の無い延長が本当に苦痛でした。 防御的剣道対防御的剣道の試合が多い一回戦は毎年時間がかかっていってるように思えます。 中学校時代にテレビで見た選手権は、もっともっとハラハラしながらテレビにかじりついてたんですがね。 選手権になんか仕事以外の縁の無い下手糞剣士が偉そうなこと申しました。 すんません。 さて、今回の出張のメインイベント! 栃木武者修行の旅! 八木八段の先輩である浅香先輩のお世話になっての一泊二日の武者修行。 一日目、佐藤先生(旧姓黒須)率いる壬生中学校にて稽古をさせて頂きました。 全中出場の選手達が次々に襲い掛かってきます。 ここではじっと我慢して・・・と考えているうちに中心を取られ、スコーンと面や、ぱくっと甲手を頂きます。 足が違いました。 攻めている状態が作られている足でした。 よっしゃ、俺もと思いながら必死で足を使いながら応戦します。 しかし、喉元を攻める剣先が怖くてなかなか打たせてはもらえません。 よしっと思い、飛んだら必ず相打ちで決まりません。 後で先生のお話を聞いたら、 『けして強くは無いが、中心を割った本物の剣道をやらせています。』 納得!! 一番大切な部分を忠実に守っているのです。 中学時代にこんな剣道を教わったら、将来伸びること間違いなし。 栃木県の高校生のレベルは全国トップクラス。 彼らもその中でもまれてもっと強くなる。 本当に楽しみです。 さあ、稽古も仕事も終わり、ひとっ風呂浴びて浅香先輩のお宅へGO! わざわざホテルまで迎えに来て下さり恐縮。 午後9時から12時まで剣道談義に花が咲きました。 浅香先生の後輩で壬生中学校の外部指導員の生沼先生(八木八段の一つ後輩)に仕事で お世話になり、帰りもホテルまで送って頂き恐縮。 感謝でいっぱいの栃木の夜でした。 二日目、警察学校での稽古。 師範・監督も来て頂き、総勢7名での内容の濃い稽古。 そして初の浅香先生との稽古です。 八木八段をさらに一回り大きくしたようなガタイ。 さあ、どう攻めるか頭の中がワクワクしています。 お互いに礼からいつもの通りの高く長い発声で気持ちを整えます。 右足の指でじりじりと間を詰めて行き、一足一刀まで入ります。 目と目で合図をしたかのように同時に面。 やはり、鋭く中心を割った面。 そのあとに大型トラックに正面から轢かれそうになったような感覚で迫り来る大きな体。 正面衝突は避けなければ、三輪車対大型トラックでは結果は見えている。 しかし、そこに果敢に挑んでいくのが面白いところ。 出来るだけ避けてぬけずに真っ直ぐぬける。 軽い接触の後、お互いが抜けきり見事に気持ちいい相面の完成です。 八木八段が『あいつ、相面が大好きなんです。』と事前に伝えて下さったらしく、前日から二人の間で 初太刀は相面な的な空気が漂っていた・・・感じがしました。 初めてお願いした稽古でこれほど爽快な相面になるのは結構めずらしく、 僕の起こりにぴったりと合わせて打って下さったから出来た相面であり、 『あー、八木先生の時と同じ感覚やー。』と思いました。 次回に続く PR |
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