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【2025/06/18 05:32 】 |
範士八段。
土曜日の夜、三途の川を渡りかけた。

最近、呼吸の乱れる、いや、肩で息をするような稽古はやってない。
最初から最後までを全力でやってはいるが、目が霞むような稽古ではない。

それは、怪物達が引き立ててくれているからだと思います。

しかし、土曜日の夜の稽古は違いました。
三重県に遠征、岡〇範士に稽古をつけて頂きました。

約一年ぶりにお願いしたのです。前回は、京都大会の朝稽古やったかな。

最初の発声で気を失いかけました。
まるで一人で騒いでいる子供のように、じたばたじたばたしています。

約10分間くらいの稽古でしたが、面を打っては胴を抜かれ、甲手を起こりに切られ。
そして大詰めの時間帯、打ち合いが始まったと思えば、大振りで手と足ばらばら。
最後に面打ちを7・8本打たせてもらったんですが、横からの体当たりで吹っ飛ぶ。

先生は、僕よりはるかに小柄できゃしゃ。

先生は、僕よりはるかに元気で力強い。

腰の入りと足の動きに決定的な違いが見えた。
この違い、たぶん追いつくのに30年かかる。
これからの修行次第ですかね。

最後の面を打ち終わって、面の向こう側に「まだまだだね。」
という感じで微笑む目が見えた時、これが修行の違いだとつくづく思いました。

終わってみれば、歩行も困難で視界が真っ白。
息は絶え絶え、腕といえば竹刀を倍の重さに感じる。

ある意味、これはすごい事ですね。
自分の体力の無さを棚に上げて言いますが、こんなに体を追い込めるんやなと。

ある女性剣道部員は言いました。
「日常生活でそれだけの経験が出来るのは羨ましい。」・・・・・やったかな。

はあっ!!と思ったが、確かに高校時代は毎日がこんな感じやったもんな。
それでいて、体も壊さず、風邪もひかず、食欲旺盛で。

今でも毎日やったらその時の体力をとりもどせるやろか。

こんな稽古は仲間内の稽古ではあまりないし、あるとすればそれは、高い志を持った集団でしょう。

中田君と話して、今度一回肩で息をするような稽古をやってみようと思います。
我社の稽古会でもこのような雰囲気で稽古が出来ればいいな。

これを書いている今(月曜日午後)、まだまだ体力は回復せず。

稽古がしんどいのでは無く、体が弱すぎるんやないかと心配しています。




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【2011/04/25 17:08 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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