× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
土曜日の夜、三途の川を渡りかけた。
最近、呼吸の乱れる、いや、肩で息をするような稽古はやってない。 最初から最後までを全力でやってはいるが、目が霞むような稽古ではない。 それは、怪物達が引き立ててくれているからだと思います。 しかし、土曜日の夜の稽古は違いました。 三重県に遠征、岡〇範士に稽古をつけて頂きました。 約一年ぶりにお願いしたのです。前回は、京都大会の朝稽古やったかな。 最初の発声で気を失いかけました。 まるで一人で騒いでいる子供のように、じたばたじたばたしています。 約10分間くらいの稽古でしたが、面を打っては胴を抜かれ、甲手を起こりに切られ。 そして大詰めの時間帯、打ち合いが始まったと思えば、大振りで手と足ばらばら。 最後に面打ちを7・8本打たせてもらったんですが、横からの体当たりで吹っ飛ぶ。 先生は、僕よりはるかに小柄できゃしゃ。 先生は、僕よりはるかに元気で力強い。 腰の入りと足の動きに決定的な違いが見えた。 この違い、たぶん追いつくのに30年かかる。 これからの修行次第ですかね。 最後の面を打ち終わって、面の向こう側に「まだまだだね。」 という感じで微笑む目が見えた時、これが修行の違いだとつくづく思いました。 終わってみれば、歩行も困難で視界が真っ白。 息は絶え絶え、腕といえば竹刀を倍の重さに感じる。 ある意味、これはすごい事ですね。 自分の体力の無さを棚に上げて言いますが、こんなに体を追い込めるんやなと。 ある女性剣道部員は言いました。 「日常生活でそれだけの経験が出来るのは羨ましい。」・・・・・やったかな。 はあっ!!と思ったが、確かに高校時代は毎日がこんな感じやったもんな。 それでいて、体も壊さず、風邪もひかず、食欲旺盛で。 今でも毎日やったらその時の体力をとりもどせるやろか。 こんな稽古は仲間内の稽古ではあまりないし、あるとすればそれは、高い志を持った集団でしょう。 中田君と話して、今度一回肩で息をするような稽古をやってみようと思います。 我社の稽古会でもこのような雰囲気で稽古が出来ればいいな。 これを書いている今(月曜日午後)、まだまだ体力は回復せず。 稽古がしんどいのでは無く、体が弱すぎるんやないかと心配しています。 PR |
![]() |
![]() |
|
![]() |
トラックバックURL
|
![]() |