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滋賀県警察学校の旧道場がついに取り壊される。 今日は、最後のお別れに床板を少々頂きに行って来た。 前回書いた通りに教官が受け継ぐと言っていた事を思いながら。 この道場には、数々の警察官の血と汗と涙が沁み込んでいる。 滋賀県警察学校に警察の父と呼ばれる方がいる。 元剣道教官の〇藤先生だ。 先生は、何時からかはわからないが、剣道教官を長く務めておられた。 なにせ、現職の警察官のほとんどが、先生の剣道指導なり授業を受けているという。 先生は、見た目は熊のようで、ごついがすごく優しく、まるで少年のような笑顔で笑う。 人の心をひきつける何かを持っておられる。 剣道の指導の時は、必ず防具を着けて一緒に稽古をされていた。 初心者の指導は、一番難しい。 しかし、先生は、根気良く丁寧に指導されていた。 退職から数年。今も、指導員で警察学校に残られている。 床を剥がしている時に覗かれて「どうやー。とれるかー。」と。 いつものように、にこにこしながら来ると思ったら、 少し寂しげだった。 先生にとっての人生の舞台。 いろいろな思いが巡ったのだろう。 教え子の事、自身の修行時代の事、たくさんの思い出が今、かたちを失う。 でも大丈夫。 教官が、次ぎの道場に魂を持って行きました。 きちんと受け継がれています。 次ぎの道場が、また先生のような指導者を生むと確信しています。 滋賀県警察学校剣道場・・・・お疲れ様でした。 胸に、ぐっと来る瞬間に立ち会えた事。 嬉しいとは言えんが、良かったと思います。 そして!!!! 滋賀県体育文化会館(旧武徳殿) 武徳会滋賀県支部道場として建立。 いまや、朽ち果てるのを待っている状態。 このことはのちのち。 PR |
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