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今日は、我が道場の合宿です。
とある新しい道場の真っ白な床で空調はばっちり、休憩は30分に一回と、なんて恵まれた環境での稽古でしょう。 僕は、初心者(幼稚園~2年生くらい)の担当で、足さばきから素振り、素早い足の動きと大きく早い竹刀の振りを剣体一致させることを必死でやっていました。 今年は、大豊作の年。 なんと11名の新入生が入っています。 みんな元気が良く、僕の言うことを聞きません(笑) 子供というのは、好奇心が一杯であり、興味を持ったらその方向を見入ってしまう。 しかたの無い事です。 しかし、集団行動を行う場合、この部分を許してしまうと怪我人が出たり、集中した稽古が出来ない事になります。 『先生の話を聞かない、ぼーっとしたやつは道場からでーてーいーけー!!!!!』 怒りの罵声が何処からか。 思い余って叫んでしまいました。 しかし、幼稚園児の二人が一番最初に『はいっ!!』 大きな声で返事を?????えっ出て行くん? いやいや、彼らは大きな大きな目を見開いて、やる気まんまんに素振りをやってくれました。 四歳の顕ちゃん、訳もわからず一生懸命に竹刀を振っています。 鬼の形相で『やああああああーーーーーー!めーーーーーーん!』 と。 ちっちゃい体から溢れ出てくるエネルギーは驚くものがあります。 今回は、警察特練の若武者二人がゲストで来てくれました。 果敢に切りかかって行く子供達に、彼らも真剣に向き合ってくれました。 ありがとうございました。 二人とええとこ三本の稽古をしました。 やはり、速い・力強い・気攻めがきつい。 毎日の稽古は厳しいものでしょう。 僕のように、週に一回の稽古で満足しているものが稽古をお願いするのは失礼ですね。 勉強させてもらったところが一つ、技の尽きたところのつけこみ。 連続で技を出して行く場面で、どちらかがやめるまで続きそうな時、 素人は我慢して打ち続ける、力が尽きるまで打ち続ける。 プロは違う、自分からやめるそぶりを見せる。 そして釣られてやめた瞬間をとらえる。 相手の技の尽きたところを『待つ』のでは無く、『作り出す』。 レベルが高いです。 そして、そこへの『つけこみ』。 技が止まってしまった相手に二段、三段の技で打ち込んでくる。 受けるのが精一杯で、完全に死体(しにたい)になっている。 背中がそり返っている。 この部分は、試合の中で必ず許してはいけない所であり、ビッグチャンスである。 こういった部分を子供達が見ていてくれたらなと思います。 今日は、子供と一緒にすり足と素振りをやって、基礎基本をやり直せたのでよかったです。 ウィルス性腸炎との過酷な戦いから生還したばかり。 やっぱり稽古は病気の特効薬やな。 完治!!!!!!! PR |
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