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本日は、午後より香川県に出張です。
防具を担いでいざ讃岐へ。 今日のお相手は尽誠学園高校の若武者達です。 善通寺市の中心(?)に聳え立つ歴史のある学校です。 発祥は京都(?)やったと言う噂を耳にした事があるのですが、ガセネタかもしれやせん。 今年のインターハイの代表高校です。 僕の年代の卒業生が香川県警の中心選手として全日本選手権などで活躍しています。 前回の稽古では、20数名の若武者に頭をかち割られ、腕を落とされ、胴を真っ二つ。 まるで、豚ミンチとでも言いましょうか。 悲惨な状態で「いやだに温泉」に傷を癒しに行った記憶があります。 とにかく、今日の香川までの道のりは、この若武者達とどのように渡り合うかを考えたいと思います。 出足の速さや振りの速さで勝負しても勝てるわけないと初めから諦めてしまい、 引き出したところを捉えるという「出ばな」を狙いましょう。 この「ばな」は鼻なのでしょうか?よくわかりませんが「煮えばな」などの物事の起こる瞬間の事でしょう。 鍋や味噌汁も煮えばなが一番美味いと言いますが、剣道でもこの「出ばな」が一番美味い。 ここを打つ事が出来れば、手から伝わってくる心地よい感触と、耳に入ってくる軽快な打突音、 そして腹から湧き出してくる爽快な達成感。 腹いっぱいに溜めたエネルギーを一気に声に変えて吐き出すと、相手も自分も納得するような、 「一本」という作品が出来上がる。 ここを求めて今日の稽古に取り組みたいと思います。 若武者は全身全霊をかけて打ち込んでくる事は想像できる。 彼らの出ばなを挫き、相手にとってそれ以後が難しくかつ、工夫せねばと思わせるような元立ちをしたい。 今日も、いろいろ考えて稽古を楽しみたいと思います。 PR |
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