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【2025/06/06 02:42 】 |
京都府実業団剣道大会
10日ぶりのブログ更新、自分でもほんまにええかげんな事やと反省。
なにせ、社員旅行や決算の為の追い込みに追い込まれていて寝る間も無い状況でした。
(寝てはいましたが。)

まず、10月4日~6日まで社員旅行で宮古島に行ってきました。

皆さん、行った事はありますか?
あの島は、海がめちゃくちゃ綺麗でビーチを歩いているお姉さんもめちゃくちゃ綺麗で・・・。
まあ、聞いた話ですが。

社員の皆さんは、ビーチに出たり、ゴルフをしたり、バイクで走る人も。
それぞれの楽しみ方があるようですね。

私と言えば、宮古島警察署の署員の方と稽古をさせて頂く為に、朝の7時半にホテルを出発。
8時からの稽古に参加しました。

基本稽古からこってりと御一緒させて頂きました。

稽古の内容もさることながら、湿度と温度に弱い私は、二度気を失いかけました。
剣道人生の中で、まさか宮古島で剣道が出来ると思ってもみませんでした。

9月に東京の警察大学に仕事に伺った際に、大阪から行かれたI先生と沖縄県警のM先生と食事を御一緒させて頂き、その時に社員旅行の話をしたら、M先生が「電話しておくよ」。

これは、営業に行く事が前提ではありましたが、署対抗が終わっていた為に販売は出来ないかもしれないよとの事でしたので、思わず「稽古はどうでしょう?」と言ってしまいました。

無理を承知で言ってみましたが、なんと毎日やっているのでどうぞと言って頂きました。

今回の旅行はこの稽古がメイン。厳しくも楽しく稽古をさせて頂きました。
署員の皆さんは私よりも年齢の上の方ばかり、なかには父親のような年齢の方も。

ただ、皆さん僕よりはるかに元気に動いておられました。

この警察署の署長さんは、時間が来ると柔道着に着替えられて道場に現れます。
署員は、そんな署長の姿に背すじをのばし、気合も入るとの事。
署全体が武道訓練に真剣に取り組んでおられます。

本当に思い出深い稽古になりました。
ありがとうございました。

この稽古の成果を出す時が来ました。
10月9日京都府実業団剣道大会開催!

東山堂チームは2チームの出場。
個人も男子7名女子3名の出場。

結果は、団体3位
個人は林3位、坂下3位、女子が社長の娘3位、そして・・・・なんとママさん剣士弓削さん(パートさん)が準優勝!
決勝は大学を卒業して今年より某社に新入社員として入った選手とでした。

本人は、年齢の分、ハンデをよこせと言っていたが、なかなかの勝負でした。
二人とも捨てきった試合をされ、激闘でした。

最後はすばらしい相打ちの面でした。
どちらに旗が上がってもおかしくないような捨てきった面でした。

会場が唸る勝負を見せて頂きました。

彼女は我社の海外通販部アンディ(英国代表)の奥様。
噂では、その英国代表も奥さんには剣道で勝てないらしい。
福岡出身で玉竜旗などの大会で活躍した経験は、今も彼女の自信として活きているのでしょう。

まだまだ潜在的な強さを感じます。

今回は良く稽古をしました。

内容は基本打ちを重点的に行いましたが、それで良かったと思っています。
それぞれに課題を掴んだ試合であったんではないでしょうか。

試合は稽古と稽古の通過点である事を体感して欲しいと考えていたので、その意味では意義のある試合となったと思います。

今度は、勝負に徹してみても面白いかも知れません。
なぜなら、一本の重みを知って欲しいからです。

自身が勝ちを求められる立場の職業でない事、剣道は健康の為やコミュニケーションツールである事、
そのように考えている方々は別に良いのですが、例えば自分が審判員になった時を思い浮かべたらどうでしょう。

子供の試合で差し違えた時、その子供は剣道を嫌いになってやめてしまうかも知れません。
審判員は一本の重要性をそのレベルまで考えて当たり前と思います。

一本は人生をも左右する。

我が剣道部の方々も自分が一本に拘る事で、他人の一本の判定にも真剣にになる、その事について気付いて欲しいのです。
審判員をやった事が無いという方もいずれはやらねばいけなくなります。
いまのうちに一本(有効打突)に拘って剣道をやってみても面白いでしょうね。

あくまで、基本に則した剣道の動作での話ですが。

勝ちと負けならそれは勝ちがいいでしょう。
勝つ為に研究探求する、この過程が気持ちよく楽しく感じれる人間はもう立派な剣道馬鹿ですね。

僕は現在、いかに美しく勝てるかを探し求めています。
まったくわかりません。

美しく打つと必ず返されます。

一つわかった事は、打つ動作では無いと言うこと。
その前、構えからの攻めの作りにありそうです。

絶対的な強さ、壁のように立ちはだかるオーラを持つこと。
これは、ほんまに強い人と何回も稽古しなければ。

試合で簡単に飛び出して、綺麗に打たれて帰ってきたら、大将戦で負け・・・・・・・という場合では無い。

10月からは、自分の剣道を崩さずに勝てる剣道をちょいちょい探してみます。


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【2011/10/11 15:34 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
剣道日本の記事。
私事でございますが、剣道日本に載せて頂きました。

我が名作『侍jr』の記事です。

京都太秦少年剣道部の下井監督との対談形式です。

少年達の試合に向けての努力と勝利への執念、そして最後に行き着いたのは防具だった。
なんかかっこええですね。

お話している中で思い出した事がありました。

私が製造卸の担当時代にたくさんの職人さん達にお出会いする機会に恵まれました。
そこでほとんどの職人さんがこだわりを持って防具を作っておられ、それぞれの特徴を話して下さいました。

印象的なものは、茨城県は水戸の伝統的な防具の作り。
この防具は『ザ・防具!』的な鎧の様な防具です。

刺した布団の糸を、何度か締め直し(三回は締め直しする)して堅い布団に仕上げます。
こだわりは、厚くて丈夫、頑丈、痛くない、孫の代までもつ耐久性。
↑誤解があるといけませんので言うときますが、あくまで聞いた話と林の解釈が混在しています。

ノックをした時のドアの音てわかるでしょう。
コンコン。
面の頭を叩いたらこんな音がしてました。

あくまでも防具である事を追求した一品でしたね。
甲手なんかも布団の打突部位はかなり厚くしてありました。

しかし、デザインはお洒落でしたよ。

ただ、その職人さんは現代の海外製品の防具でも三分や二分五厘の刺しは中学生あたりの稽古には
もってこいやと言ってはりました。

粗く刺して厚くした布団は、衝撃の吸収に最高に威力を発揮します。
成長段階に使う防具としては一番適していると。

とにかく防具にこだわる職人さんでした。

最近の防具の傾向としては、柔らかく腰があり使いやすい。
すなわち『道具』としての作りが主になってきています。

大工さんの鉋やノコ、料理人の包丁や鍋、医者のメスや美容師の鋏。
これらの道具は使い易くなくてはいけません。
いわゆる「ええ仕事」が出来ません。

剣道具も『道具』ととらえれば、使い易さを重視しないといけません。

しかし、使い易さは柔らかさや軽さからきます。
丈夫さは堅さや重さに直結します。
そこの加減が我々剣道具屋の腕の見せ所であり、私の一生の課題なんです。

我が社の社長も、常に言っています。
『100人が100人、頷く防具を作りたい。』

道具としての使い易さを、そして防具としての堅牢さを兼ね備えた防具の製作。
言うのは簡単なんですが、これを考えると迷宮に迷い込んでしまうのです。

現代の技術や材料でそんなもんできるんか?
と思います。

いまの段階では、少年用の侍jrがこの両方を兼ね備えていると思っています。
ただ、ここが限界と思うと次の進化はありません。

使ってくれた少年たちは満足してくれ、結果も出してくれました。

しかし、更なる挑戦を続けたいと思います。

なぜなら、剣道具にはまだまだ残された課題がたくさんあるからです。

使用感の事、衛生面の事、脳に対する衝撃の事、物見の問題、価格の問題、数々の課題があります。
現時点での最高をお渡ししているのは間違いないのですが、剣道家としての自分からすれば、
未来の剣士たちに現代での究極を残したいなと思うのです。

次の世代の僕のようなマニアックな誰かが、またそれを進化させるでしょう。
そんな事を考えながら毎日楽しんでます。

剣道が普及発展していく為には、剣道具が担う役割と責任はかなり大きな割合を占めると思っています。

これからもお客様のニーズをしっかり聞いて、譲れんところは譲らずやって、究極に近づくように精進したいと思います。

話は戻りますが、今月号の剣道日本をぜひ読んで下さいね。
かっこいい少年剣士の姿が写っています。

さあ、決算セールもあと一日(末日注文分で終了)です。
今はいらんでも買っておけばいつかは使う!
あの時買っておいたらなと後悔する前に。

もう一度、商品ページを見直してくださいね。

現在午前1時30分。
今日(昨夜)は11時まで電話で防具の商談、中学進学に向けての防具を作らせて頂く事になりました。
どんな防具が出来てくるのか、仕上がりを想像したら興奮して眠れませんね。
こんな僕は変でしょうか(苦笑)

あー昼に食ったししゃもフライの小骨が歯と歯の間に詰まって取れない。
今週に入って20匹はししゃもを食ったな。


寝ます。






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【2011/09/30 01:35 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ここまできても基本打ち。
土曜日の会社の稽古会。
試合まで、あと3回というところまで迫ってきた。

参加者たちの士気も高ぶり、試合に向けて心境の変化も見られる。
速く打とうとするもの、かわして打とうとするもの、それなりの工夫を試みているのでしょう。

しかし、そんなものに見向きもせずに基本の面打ちを充分にやって頂きました。

別に嫌がらせではありません。

その基本打ちには意味があったのです。
まず、我が社のメンバーで一足一刀一拍子での面を打てるものはほとんどいません。

六段、五段のメンバーも出来ているのかは定かでないのです。
金曜の稽古会でいつも怪物に注意されている振りかぶりと一拍子の面。
これを覚えなければ、工夫をしても仕方ないのです。

確かに剣道をどこまで考えてやっているかは人それぞれでしょう。
勝つことを義務とされる剣道、健康の為の剣道、和気藹々のレクリエーション剣道。
いろいろです。

僕がこの時期にでもこの基本打ちをしてもらうのはなぜか、それは試合の為に稽古するのでは無く、
稽古と稽古の間の通過点に試合があると言うことをわかってほしいんです。

わかりにくいかもしれませんが、基本の面打ちがまともに出来ないものが技をやろうとすると必ず崩れた
打ちになります。
その崩れた打ちがもし決まったとすれば、その人はそれを得意とするかもしれません。

旗の上がる技がすべてならばそれもよいでしょう。
しかし、本当に評価される技はそのようなものではありません。

やっぱり、基本に則した打ち方が評価されます。

試合前だからと言って、剣道を変えたり、変にいじったりしても仕方ない。
やっぱり基本に忠実に打つ。

試合は、自身の稽古の中で培ったものを試す場所です。
そこが結果ではないのです。まあ、試合も稽古と言うことですよね。

プロの集団ではないので、負けにも意味があります。
打って反省打たれて感謝。
次の稽古の課題を頂いたと思えるような試合にして欲しいものです。

それが、アマチュア剣道家の楽しみ方ではないでしょうか。

面打ちの反復練習は実につまらない、面白くない稽古かもしれません。
しかし、そこには左足の事や手の内の事、押し手と引き手の事や気剣体の一致など、
めちゃくちゃ面白い研究材料が満載です。

確かに、勝負には勝たなくてはいけません。
勝負は勝つか負けるか生きるか死ぬか。

かもしれません。

だからと言って、しょーもないへんてこりんな技で打ちまくってはだめ。
正々堂々と打って欲しい。

競うのは、気と技の錬度と機会の読み合いと隙の衝きあい。
そういう高いレベルを目指していく集団であって欲しいがゆえの面打ちです。

結果にはそんなに意味はありません。
勝ったら嬉しいし、酒が美味い。
それくらいです。

残るものは記録だけ。
次の年には順位はだいたい代わります。

それよりも、その日の自分を分析し、今後の稽古に活かすか。
そこの部分を楽しんで欲しいのです。

試合の前だけ一生懸命、試合が終わったら暫くお休みにならんで欲しいんです。

ここ数年はそんな感じでした。
今年は雰囲気が違いますので期待しています。

なぜなら、我が社は剣道具屋。
武道に携わる仕事をしています。

剣道を勝った負けたの剣道競技ととらえるのでは無く、人間形成の道、精神修行の道、『剣道』として
とらえてほしいのです。

もっともっと深みにはまって、剣道の魅力を語れるようになってほしいのです。

いつぞや、とある高校の先生に言われました。

『林君は中学校から剣道を始めたんやな。小学校からやってるものからすれば出遅れたかもしれん。
でも、剣道はいつからやったやない、いつまで続けるかや。』

この言葉に支えられて今も剣道をやってます。
我が社の仲間にも、自分のペースで良いので『私、剣道してます!』と人に言えるくらいはやってほしいですね。

なんやかんや書きましたが、すべては僕のような剣道マニアみたいな人間を自分の周りに増やしたいだけなのです。

会社の中でも剣道の専門用語が飛び交うようになったらええなとたくらんでいます。

剣道の防具を売っていて、剣道の世界に飯を食わせてもらっているのに剣道にはまらんなんてけしからん!!
うちの社員は全員、剣道をやるべきだ!!

つい興奮してしまいましたが、剣道の魅力にとりつかれ約20年の僕には剣道をしない人は人生の損やでと言いたいくらい。

このブログは、我が社の剣道部員には見せられないな。
距離をおかれてしまうかもしれない。

このたくらみに気づかれないようにちょっとずつやっていこう。

みんな、気づいたら京都大会の朝稽古に参加してた・・・・みたいな。
みんな、気づいたら必死で昇段審査を受けに行ってた・・・・みたいな。

読み返しながら書いているが、だんだん醜い文章になってきているのでここいらで。

最後に、決算バーゲンも残すところ数日となりました。
今月いっぱいの大特価です。

もう一度、商品ページを見てください!
見落としがあるかもです。
















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【2011/09/27 00:46 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
苦しい時こそ。
またまた台風で多大な被害をこうむっている日本列島。
自然の力の前では人間の力なんて本当に・・・。

地震にはじまり大きな台風の連続。
発電所については、人間の作ったものを人間の力でなんとも出来ないところまで。

東北の方々には本当にがんばって頂きたいと思っていました。

そんなさなか、一箱のももが福島県から届きました。

二年前の玉竜旗で出会ったおかあちゃん。福島県伊達市のもも農家のおかあちゃん。

現在は、山形に子供と一緒に避難している。
このおかあちゃん、めちゃめちゃよく喋るし元気やし、話していると元気が湧いてくる。

僕自身、会ったのは一回きりで、その後は電話で数回話しただけ。
なのに、去年も今年も自分の家で採れた桃を送ってくれた。
本当においしい桃です。

去年は、食べた従業員の一人が欲しいと言うので追加注文をしました。
僕は、実は果物が苦手で、あまり食べないのですが、この桃は本当においしかったです。

そんなやり取りがあって、地震の直後には『生存の確認です!!!』
と、電話をしたら『無事、元気でやってますよー!!』と返ってきたので本当に安心した。

息子は剣道が大好きで、本当に礼儀正しい子。
山形の強豪中学校で頑張っているとの事。
発電所の事故の影響で大変だが、子供にはなんとしても剣道をさせたいという親の気持ちに
本当に感動した。

地震の時、正直、今自分のすべき仕事をしっかり頑張ろうと思いました。

桃が届いた時、そんな自分が恥ずかしくなりました。

『林さん、今年はいろいろあって大変でしたけど、何とか収穫できましたよー!食べてくださいねー!』
山形と福島を行ったり来たりして、必死で農作業をしたらしい。

僕は地震の影響をじかに受けたわけじゃ無いし、遠く離れた場所で大変な事が起きているという感覚。
そんな時、おかあちゃんは一生懸命に農作業をして、こんな僕に桃を送ってくれた。

自分の事が大変で、家族が大変で、地域が大変で、家業が大変で、そんな時に僕に桃。
想像を絶する苦難の中、僕に桃を。

苦しい時に他人の事を気遣い、考えられる人ってすごい。

自分のすべき事をしっかりやるのは当然で、おかあちゃんはその上で周りの人たちに桃を送っている。
しかも、被災地の人間やのに。

箱の中には一枚の紙、県知事のメッセージが。
『この桃は、放射能の検査を行っており、基準値を下回っております。』

おかあちゃんも『安心して食べてくださいね。おいしいですから。』

関係ない!従業員一同、感謝して頂きました。

今回の台風で被害を受けた地域のテレビ中継を見ながら、ふと思い出したので書いてみました。

自分が同じ境遇にならないとは限らない。
そんな時、自分は他人の事を考えられるのか。

おかあちゃん・・・本当にありがとう。








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【2011/09/21 23:29 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
会社の稽古会。
先日の土曜日、比叡山高校の道場をお借りしての稽古会を行いました。

十数名の防具組と二名の素振り組でした。

今回は、基本練習を約20分やってから試合稽古。
皆さん久しぶりの試合をけっこう楽しんでいたのではないでしょうか。

AとBに分かれての試合は、最終的に劇的な代表戦にもつれ込み、我がチームは大将の林選手(私)、
相手はバイトの室木君(滋賀大学の院生)であった。

結果は、室木君の甲手抜き面で旗三本。
林選手は肩を打たれたとアピールしたが、ここは覆らず。
やはり、彼の竹刀の振りのスピードにはかなわない。

大将を代わってもらうべきではないかと思います。

そんなことはさておき。

毎回の稽古の中でたった一つだけ大切な事を言います。
今回は、攻め打つ。

甲手を打つときの動作の中での話し。
払い甲手を打つ時の竹刀と足の連動の形を説明しました。

①相手の竹刀を払う→②足を出していく→③竹刀を出していく→④踏み込みと同時に甲手を打つ
この順番では必ず失敗する。
攻めて、打つの形になってしまっているので相手にわかってしまう。

本当は、①②③の動作が同時に行われ、一体となる事が攻め。
④は攻めが出来ていれば簡単に決まる。

ここで打ち間さえ間違わなければ必ず打てる。

基本打ちや約束稽古の中でも、より実戦的に稽古をする事が大切。

彼らは、基本的な動作を会得する基本打ちしかやっていない。

それでは現状維持は出来ても進歩は無い。
今の我がチームに必要な稽古は、攻撃的であり実戦的である技の反復練習。
竹刀を振り回すような飛び道具では無く、理論に裏づけされた、理にかなった『技』である。

許さぬところ、引き技、玄妙な技、いろいろな技を試しながらやっていきます。

決して試合に勝つ為だけにやるのでは無く、今以上に剣道というものを考え、楽しむ為に。

僕が剣道に見出す醍醐味は、やはり攻撃と攻撃の一瞬の勝負。
この一瞬に錬り尽くした気と技を出し切る。

その為に日々の稽古を工夫しなければ。
稽古は正しく、強く、美しく、それを旺盛な気力をもって行う事が基本中の基本。

そこに「こうしたらこうなるか、ああしたらああなるか」と言う疑問と研究と改善と反復。

それを全員が自主的に実践してくれる集団になれば理想。
みんなには、試合に潔く、稽古に強い高段者を目指してほしいもんです。

僕はたまには試合に勝ちたいけどね(笑)




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【2011/09/19 23:04 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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