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先日の土曜日、比叡山高校の道場をお借りしての稽古会を行いました。
十数名の防具組と二名の素振り組でした。 今回は、基本練習を約20分やってから試合稽古。 皆さん久しぶりの試合をけっこう楽しんでいたのではないでしょうか。 AとBに分かれての試合は、最終的に劇的な代表戦にもつれ込み、我がチームは大将の林選手(私)、 相手はバイトの室木君(滋賀大学の院生)であった。 結果は、室木君の甲手抜き面で旗三本。 林選手は肩を打たれたとアピールしたが、ここは覆らず。 やはり、彼の竹刀の振りのスピードにはかなわない。 大将を代わってもらうべきではないかと思います。 そんなことはさておき。 毎回の稽古の中でたった一つだけ大切な事を言います。 今回は、攻め打つ。 甲手を打つときの動作の中での話し。 払い甲手を打つ時の竹刀と足の連動の形を説明しました。 ①相手の竹刀を払う→②足を出していく→③竹刀を出していく→④踏み込みと同時に甲手を打つ この順番では必ず失敗する。 攻めて、打つの形になってしまっているので相手にわかってしまう。 本当は、①②③の動作が同時に行われ、一体となる事が攻め。 ④は攻めが出来ていれば簡単に決まる。 ここで打ち間さえ間違わなければ必ず打てる。 基本打ちや約束稽古の中でも、より実戦的に稽古をする事が大切。 彼らは、基本的な動作を会得する基本打ちしかやっていない。 それでは現状維持は出来ても進歩は無い。 今の我がチームに必要な稽古は、攻撃的であり実戦的である技の反復練習。 竹刀を振り回すような飛び道具では無く、理論に裏づけされた、理にかなった『技』である。 許さぬところ、引き技、玄妙な技、いろいろな技を試しながらやっていきます。 決して試合に勝つ為だけにやるのでは無く、今以上に剣道というものを考え、楽しむ為に。 僕が剣道に見出す醍醐味は、やはり攻撃と攻撃の一瞬の勝負。 この一瞬に錬り尽くした気と技を出し切る。 その為に日々の稽古を工夫しなければ。 稽古は正しく、強く、美しく、それを旺盛な気力をもって行う事が基本中の基本。 そこに「こうしたらこうなるか、ああしたらああなるか」と言う疑問と研究と改善と反復。 それを全員が自主的に実践してくれる集団になれば理想。 みんなには、試合に潔く、稽古に強い高段者を目指してほしいもんです。 僕はたまには試合に勝ちたいけどね(笑) PR |
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