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今年の我が道場は豊作で11名の新入生が入ったのは以前に書きましたが、全員が防具を購入ししっかりと続けてくれています。
昇級審査も一回受審し、みんな何級かをもらっています。 僕は、最近忙しくて道場に行けていません。 この子達の稽古を見ていませんが、館長が手塩にかけて育てているそうで、基本の形はしっかりと身につけています。 実は、僕が剣道に出会ったのは、中学校の時です。 館長の息子である我が師匠に毎日毎日口説かれて、夢と希望に満ち溢れた気持ちで入部。 待っていたのは素人の僕には地獄のような日々。 足の皮はべろべろ、手のひらは血豆、とにかく意味のわからん叫び声の中で一心不乱に木刀を振る日々でした。 よって、少年剣道は経験しておらず、どのように初心者のしかもチビどもを指導してよいのかが分かりません。 館長はこの道半世紀。いったいどれだけの弟子を育ててきたんだろう。 さすが館長の指導は違う。いつの間にか子供たちの剣道が変わっていく。 手と足がぴったりあった面打ちになっている。 この間の特別練習で我が子を含む三名の侍Jrを指導したが、とてもとても。 途中で放り出して遊ばせた。 二人はまだ未入門なので道場に慣らすというか、道場に来て道場という場所の雰囲気に馴染ませる事が先決と思いました。 館長は、あとわしも三年やなあと言っていた。 我が息子、小学校になったらちゃんと剣道するし今はいっぱい遊ぶ事が大切だと自分で言っている。 そうなると、館長の指導を受けられるのは一年しかない。 館長の息子の教え子のその息子が館長の最後の弟子。 館長は、僕にとって剣道の祖父。 息子にとって剣道のひいじちゃんになる。 今の自分がここまで剣道をやってこれたのも館長のおかげ。 息子も館長に育ててもらえる。 次期館長は息子と考えておられる。 その時は、教え子である僕は、身を惜しまず尽くしていこうと思う。 義務教育に剣道が取り入れられることを考えると、やはり武道というものの考え方が今の時代には必要なんでしょう。 このタイミングで、師匠と一緒に道場に携わり、そこで子育てが出来るというのは、本当に幸せな事です。 自分を育ててくれた人と一緒に、また子供達を育てる。 誰もが経験出来ることやないですね。 これからは、自分の稽古と同時進行で少年指導の勉強もやっていかないといけないな。 師弟同行。 育てながら学ぶ。学びながら育てる。 子供達から学び。子供達に育ててもらう。 そんな気持ちでやっていかないと。 ひよっこ指導者が館長のようになるまであと・・・・・・・・・・・40年くらいかかるな。 PR |
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